補聴器と電池
補聴器にはボタン型の空気電池を使用します。空気電池のプラス極側に貼ってあるシールをはがすと、空気孔から空気が入り、化学反応を起こし発電します。補聴器のタイプによって、空気電池の種類も違うので、補聴器に合った空気電池を使うようにしましょう。
補聴器用空気電池の取り扱い
使い始める時
- 使い始める時は、電池の表面(平らなプラスの面)に貼ってあるシールをはがしてからご使用ください。電池のシールは一度はがすと少しずつ電池容量が少なくなりますので、使い始める時にはがしてご使用ください。
- シールをはがすと空気孔から酸素が入り、数十秒ほどで起電が安定しますので、その後電池を補聴器に入れてください。
補聴器に入れる時
補聴器に電池を入れる時は、空気孔をふさいでしまわないように指の汚れや汗に気をつけてください。うまくつまめない場合は、補聴器に付属している電池取り出し用マグネット(磁石)を使いましょう。
補聴器を使わない時は
いったんシールをはがした電池は、なるべく使いきるようにしてください。そのままでは放電の状態になっていますので、補聴器を数日使用しない時は、電池を取り外して再びシールでプラスの面を密封しておきましょう。
電池の使用推奨期限
空気電池には使用推奨期限(製造後2年間)があります。ご購入の際、ご使用の前には十分な使用期間が残っていることをご確認ください。
冬場の電池寿命について
電池寿命は、補聴器の設定や使用状況によって変わります。また、冬場など気温が低く乾燥した条件で使用した場合、電池寿命は短くなります。
冬場など電池が冷えている場合は、手で電池を少し温めてから使用しましょう。
その他のご注意
補聴器をドライエイドや感想ケースに入れる場合には、必ず電池をはずしてください。電池を一緒に入れた場合は、電池寿命が短くなります。
直射日光、高温・多湿の場所を避けて保管してください。
電池は水気を嫌います。濡れた手で触ったり、汗などで汚れた場合はよくふき取ってご使用ください。
使用済み電池の処分は、不燃ごみに出すか(自治体によって処分方法が異なりますので地方自治体にお問い合わせください。)お店で回収させていただきます。
電池の交換方法
バッテリーホルダーのグリップに爪をかけ、ゆっくりとホルダーを開きます。その時、ホルダーを止まった位置以上に無理に開かないように注意してください。電池の+記号が、バッテリーホルダーに印刷された+記号の方向に向くように挿入します。電池が正しく挿入されたら、バッテリーホルダーを閉じてください。
グリップに爪をかけてバッテリーカバーを少し下にスライドさせてから上方向に開きます。電池の+記号が表になるように電池を挿入します。カバーの裏側にも小さな+記号が刻印されています。電池が正しく挿入されたら、バッテリーカバーを閉じてください。
グリップに爪をかけて、ゆっくりと矢印の方向にバッテリーホルダーを開きます。電池の+記号がバッテリーホルダーに印刷された小さい+記号の方向を向くように、電池を挿入します。電池が正しく挿入されたらバッテリーホルダーを閉じてください。
グリップに爪をかけて、ゆっくりと矢印の方向にバッテリーホルダーを開きます。電池の+記号がバッテリーホルダーに印刷された小さい+記号の方向を向くように、電池を挿入します。電池が正しく挿入されたらバッテリーホルダーを閉じてください。
グリップに爪をかけて、ゆっくりと矢印の方向にバッテリーホルダーを開きます。電池の+記号がバッテリーホルダーに印刷された小さい+記号の方向を向くように、電池を挿入します。電池が正しく挿入されたらバッテリーホルダーを閉じてください。